接続詞は言ってみれば、列車の連結器のようなものである。
連結器で各車両がスムーズにつながっていないと、列車の動きも悪くなる。
下手をすると、カーブのところで後続車両が脱線しかねない。
だいたい、連結器でつながっていないと、各車両がバラバラで、列車として機能しなくなるわけである。
適切な接続詞は、つぎの文をスムーズに引き出してくれるものだが、この接続詞のつかい方は微妙である。
原則としては、論理的に必要なところに限ってつかうべきだろう。
ただ最初のうちは、ほんとうに必要なものかどうかわかりにくいかもしれない。
そこでおすすめしたいのが、文章を書いたあと読み直すときに、接続詞を一つひとつチェックしていくことである。
つかっている接続詞をけずったら、意味が通りにくくなるかどうか、と見ていくといいだろう。
こうやって、不必要な接続詞をけずっていくだけでも、文章はかなりスッキリするはずだ。
その要領で、最初にあげた例も直してみてほしい。
遠藤泰男(著述)

